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2014年2月

2014年2月19日 (水)

スマイルズの名著 品性論

このブログは自分の学びのために書いています。

 
今回は「スマイルズの名著 品性論」です。
 
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世の中に実用書は溢れかえっており、即効性のあるテクニックが数多く紹介されている。
しかし、本書ではそのようなテクニックの前に、自分自身の品性と言うべき道徳や「心の在り方」の重要性を説き、どのように自分を磨きあげるか?という事を説明している。
140年以上も前に書かれた書籍であるが、現代でもそのまま使え私たちに知恵と勇気を与えてくれる書籍である。
 
まず、本書ではマインドや使命感について触れている。
心の持ち様は、人生をその様に導く。
人生は自分のまいた種でできあがる。
「意志の力」と「知恵」が無ければ人生は惰性である。
「使命感」が人生を動かす。
とにかく素晴らしい人生は自分次第だという事だ。
目的意識や自制心を養い、明るく朗らかに人格や誠実さを磨き、優柔不断と決別すること。
まず、そのように誓う事が重要なのだ。
 
そのために具体的にどうするか?
それは「仕事をすること」が一番なのである。
最も危険なのは暇な時間。
精を出し時間を有効に使うのだ。勉強して得た知識は他人に奪われる事はない。
一芸を極めたものは万能である。
天才たちは例外なく働き者である。
本書では、自分の仕事をしっかりと行うこと、実務家であることを重視する。
個人的にも、仕事に情熱を注ぐ事は、成長の最短距離であるのではないかと思う。
 
そして、自分の仕事以外の見識を高める事も自分の中の道徳を育てる方法だ。
読書(特に伝記)を読み、偉人たちの素晴らしいところを見習い、欠点を見て自分と大差ない事を感じる。
すぐれた書物と対話し、刺激をもらう。
自分の中に「座右の銘」というべきものを持つ人は間違いなく読書家である。
すぐれた本に学ぶ事、すぐれた人に学ぶ事は勉強の本質である。
七つの習慣で言う「刃を研ぐ」為に、自分の見識を高める事は成長には欠かせない事であるだろう。
 
本書では自分だけでなく、周りの人との関わりについても論じている。
「心配り」で人間関係を和やかにすることは仕事を成功に導く。
自分という宝石の原石を輝かせる為には、経験による鍛練と、手本となる様な人と接する事。
つまらぬ悪意とひねくれ根性。エゴにブレーキ、友情にアクセル。
過去の偉人達に偉大な生き方を学ぶ。
手本こそ全てであり、尊敬する人、憧れる存在を作る事が、最も大切であるという。
厳しい生き方や、正しい考え、情熱は手本となる人物から得られる事が多い。
現代にいる事が望ましいが、書物を通じて過去に学ぶ事も重要だと思う。
 
最後に再びマインドに戻る。
人生を輝かせる為に、信念と勇気を持つ事だ。
困難に立ち向かう事を決心し、そのために勇気をもつ。
自分の意見をまとめないのは卑怯者、できることをしないのは怠け者、意見が無いのは愚か者。
とにかく自分が価値のある人間になり、実力をつけること。
悲しみや災いは自分を向上する試練と考える。
人生という畑に、どんな考えや行動で種をまくか?
いまいる場所で本分をつくせているか?
道徳とは、自分がどのような考え方を持つか?に集約されるのではないだろうか?
素晴らしい考えやモラルを持つこと自体が、自分を高め成功につながる、という事を強く感じられる一冊であった。
本書のあらゆるところに、「自分もこうなりたい」と思える人生が溢れている。
日々の振り返りの中で、道徳という項目を追加して、自分の品性を高めていきたいと思う読書であった。

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2014年2月11日 (火)

成功哲学 <誌上講座>

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今回は「ナポレオン・ヒル 成功哲学 <誌上講座> 1919-1923」です。
 
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成功を目指すなかで、ナポレオン・ヒルの名前に出会わない人はいないであろう。
彼の著した「成功哲学」や「思考は現実化する」という著書は世界的ベストセラーであり、あらゆる自己啓発書のエッセンスのほとんどが、ここに詰め込まれていると言っても過言ではない。
本書はそれらの著書が書かれる前に、彼自身が主筆となった雑誌に連載されていた誌上講座をまとめたものである。
 
「なぜ世の中には成功できる人間と、成功できない人間がいるのか?成功できる人間には何か共通点があるのだろうか?」
著者は駆け出しの新聞記者時代、アンドリュー・カーネギーと出会い、彼の要請で誰もが成功できる秘訣の体系化に着手した。
ヘンリーフォード、トーマスエジソン、ジョージイーストマン、ジョンDロックフェラーなど、20年かけ500名を越えるインタビューを行った。
その結果、体系化された成功哲学の原型ともいえる本書の内容は、何度でも読み返したい名著と言うにふさわしい1冊であった。
 
「黄金律」
自分がして欲しいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげることだ。
 
最も有名なこのルールは、この誌上講座の時点でも重要なキーワードになる。
身体を作る細胞は1つの有機体の様なものであり、どこかでバランスが崩れると、その周辺は機能しなくなるそうだ。
人類も同様だと考えると、自分以外の誰かが苦しんだり悲しんだり、欠乏したりすることは、結果的に自分に返ってくる。
立場が逆だったら嫌だと思う事はしない事、これが最も大事なことである。
 
「応報の法則」
あらゆる行動や考えは必ず清算される。罪には罪を、徳には徳を返される。
 
この法則を受け入れ自分を律する事で、徳に対する報いを受けられる。
宗教では来世において救いを得られる、とする事が多いが、現世において報いの一部を受けられる、と信じる方が健全な人生観ではなかろうか?
よく似た法則で「お返しの法則」(鏡の法則)も紹介されている。
こちらは、他人への行動や思考は自分に返ってくる、という法則である。
親切心は親切を、不親切は不親切を引き寄せるので、自分から友情や協力を示す事は、自分に対して友情や協力を引き寄せることになるのだ。
 
「自身をつける」
才能を発揮するには自信が必要である。
 
1.思考に目標を作りだす
2.目標を声に出して顔の周りや発声に伴う筋肉に覚えさせる
3.紙に書き出して手の筋肉や視覚からも目標をインプットする
 
これらを日々積み重ねることにより、自信を得る事につながり、自分の才能を開花させるきっかけになるという。
自信をつける7カ条についても、是非実践したい内容であった。
 
これら以外にも数多くの法則が記されていたが、歴史的名著である「成功法則」の原点として、初心者でも読みやすい内容であり、原書や解説本など様々な角度から繰り返し学びたいと感じる一冊であった。

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2014年2月 7日 (金)

活眼活学

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今回は「活眼活学」、陽明学者であり「平成」という年号の名付け親でもある安岡正篤さんの名著。
 
政界・財界のみならず、皇室にも多くの心酔者がおり、「昭和最大の黒幕」とも称された伝説の人物です。
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本書では「現代は天変地異人妖の時代である」とし、人が正当でなくなっていると表現している。
政界では不正が横行し、企業汚職は後を絶たない。
このような時代にこそ「正しい心を持った人が必要である」と説く。
自らを「ただの教育者にすぎない」と言う著者は、正しい心を育てるために、「人物学」に通じた人材を輩出する事が必要である、としている。
 
人物学を修めるために、必要な事は2つある。
      
1つは人物に学ぶ事。
それは、偉大な人物の面目を、時代や場所を超越して学ぶ事であるし、人物に学ぶ為に「生きた文献に接する事」である。
 
そして、人物学に伴う実践である。
知識を得て、教養や人格を加えて見識とし、反対や弊害を排する実行力を加え胆識とする。
ただ知識を得る事に満足せず、胆識というべき能力を、主体的に取得していかなければならない。
技術や能力を受け入れる器としての自分の器量を、教養を育む事で大きくしていかねばならないし、これは真剣に努力・勉強しなければ身につくものではない。
 
日本人の捉え方、グローバル社会を予見したような多様性の考え方、日々の生活において考慮すべき事や友人について、出処進退など。
没後25年余りを迎える著者の主張は全く時代を超越するものである。
 
本書に触れ、自分の教養の無さを痛感した。
知識も重要であるが、その知識を使う自らの教養を伸ばす為に注力する事。
学生時代に勉強してきた内容の薄さや軽さを、本書に思い知らされた思いでいっぱいだった。
 
ただ、本書でも引用されていた吉田松陰の言葉
「至誠にして動かざるものは未だこれあらざるなり」
という言葉にも代表されるように、
「心がけ一つで真剣になってやりさえすれば必ず道は開ける」
という思いをもって、
自らの器量としての教養を伸ばす事を意識して日々をおくる気持ちを新たにした読書であった。

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2014年2月 2日 (日)

一生続ける技術

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今回は「一生続ける技術」、人材育成トレーナーでもあるアチーブメント出版の青木社長の著書です。
 
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新年の目標や気持ちを新たにする事はよくあるだろう。
だが、その目標を達成できる人は数少ない。
多くの人は、たてた目標を忘れてしまったり、挫折したりしてしまう。
その理由は何故なのか?
一度決めた事を続けるためには、どうしたらいいのか?
その問いがまさに、本書のテーマとなっている。
 
「人は自分の人生を選択している」という選択理論が本書のベースになっている。
「今」快適だと思う感情と「未来に」快適だと思う感情を天秤にかけて、現在の行動を選択する。
今の感情を優先すれば「その場の快楽」に走るし、未来の感情を優先すれば節度のある行動がとれる。
「今」と「未来」のどちらに強い願望を持つか、どちらを選択するかがポイントなのである。
 
未来に快適だと思う感情を優先するために、まず自分の願望を明確にする必要がある。
強烈な欲求をもち、その欲求を満たすために「しなければいけないこと」を実行し続けるのだ。
欲求が強ければ強いほど、しなければいけない事を実行しつづける事ができる。
もし、そんな欲求が見つからなかったら、目の前にある事を主体的にやりきってみることだという。
また、なりたい姿(理想の人物)をイメージする事も欲求を強める有効な方法である。
 
本書では続けるためのプランやアイデアも豊富に紹介されていた。
そのアイデアは私自身「まさに!」という内容も多く、大変参考になった。
・リスト化する事
 「続けたい事」 → 「そのためにやめるべき事」 → 「なぜ(何のために)続けたいのか?」
 (何のために続けるか?時間や期間は?具体的に何をするか?実践してどうか?)
・対価と報酬
 何かを続ける為に、何を手放すか?
・水路化現象と自転車理論を知る
 一度水が流れたら、そこに水が流れやすくなるように、今の願望に流されてしまわないようにする
 そして、自転車と同様、最初はバランスを取りづらいが、一度こぎ始めたらバランスはとりやすくなる
 
続ける為に考え方・行動管理の仕組みなども大変参考になった。
・主体的に行動し、こだわりを持つ事
 続けられない3要素(言い訳、自己正当化、無責任)から離れる事
・集中の法則でとにかく集中し、完璧主義を捨て、自分以外の人を中心に考える事
 自己イメージを下げないために、過去は責めないこと
・続ける為のキーワードは3
 まず3日、それから3週間、そして3年、3をキーワードに小さな成功を積み重ねる。
・やる事を決め、パターン化する
 スケジュールに行う行動を入れて、毎日確認する
・積極的に周りに助けを求める、もしくはお金を払ってでもコーチをつける
 その道において誠実な人をメンターもしくはコーチとする
・モチベーションが下がったら、自己イメージを下げないよう切り替えること
 自分にご褒美を用意したり、細分化したり、身体を動かしてリフレッシュする
・遅れの法則を知る
 努力と成果は比例しない、成果は2次曲線的に遅れてやってくる事を理解しておく
 
筆者は「目標達成は技術である」と公言している。
私自身、今年の目標から算出した行動を手帳に書き出し、毎日チェックしているが、達成できるかどうかは現時点ではわからない。
だが、現時点で言えるのは、確実に結果に近付いているのを実感している、という事だ。
行動を書き出す事、毎朝と毎晩にチェックする事、まず3日を目標に是非チャレンジしてほしい。

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