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2013年5月20日 (月)

コンサルタントの軸思考術

このブログは自分自身へのアウトプットの為に書いています。

今回は「コンサルタントの軸思考術」です。

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本書のキーワードは「軸」という事に絞られる。

誰かと話をしている時、相手は何を軸に話をしているのか?という時の「話の軸」。

会社の経営方針とも言える、「経営の軸」。

自分の考えや行動の指針となるような、「自分の軸」など。

全ての事に軸を意識すると、相手の話を理解しやすくなり、経営方針を浸透でき、確固たる自分を確信する事ができる。

考え方次第で、様々な軸を作る事ができるだろうが、本書では代表的に2つの軸を紹介している。

「ぶれない軸」と「整理分析軸」である。

 

「ぶれない軸」

自分の中に通る芯の様な軸である。

これが無いと、周りの様々なモノに左右されてしまい、思考や判断がぶれてしまう。

ぶれない軸の主体となるのは、あくまでも「自分」。

「他責」ではなく「自責」が基本であるべきなのだ。

浅い考えから業界の他社へ転職を繰り返す当業界の人間には耳が痛い話であろう。

大切なのは、自分の軸を人と話し合う事であり、もし他の人の軸を自分よりもレベルの高いものであると感じたら、その軸に自分の軸を合わせていく必要がある。

ぶれない軸とは、しなやかだが力強い軸である必要がある。

この自分の軸を鍛える為に提唱している事は、以下の事である。

・自分年表を作る … 今まで生きてきた中で大切にしてきた価値観をあぶりだす

・ロードマップを作る … なりたい自分へ向けた未来への設計図を作る事

今までの自分を省みて、自分の信条とも言うべき軸を作る事はスグにでも行いたい軸を鍛える方法であると感じた。

 

「整理分析軸」

一般的にフレームワークと呼ばれているモノを自分で作るような軸の作り方。

7つの習慣にも紹介されている「緊急度・重要度のマトリクス」に近いモノをイメージするとわかりやすいだろう。

例えば飲食店を選ぶ際にも、「値段」「サービス」「料理」「雰囲気」など色々な条件が考えられる。

「今回は会社の飲み会だから、値段と雰囲気で選ぼう」とか「彼女とデートだから、サービスと雰囲気を大切にしよう」という事も軸をつかって情報整理をしているという事だ。

軸を選ぶ事こそが、情報整理の肝になる事だが、その為には「問題意識」「目的意識」が重要となる。

新聞や雑誌を読んだ時に、情報を流さずに考える事。

これこそ整理分析軸を鍛える一番の方法である。

問題解決のセミナーに行った時にも、「問題に対して3回以上の何故?を問う癖をつけよ」という事を伺ったが、全く同じ事が本書でも記載されていた。

物事の本質を掴む、この方法を繰り返す事で、情報を知識のレベルに高め、実践できる認識にまで持っていく事ができる。

既存のフレームワークを使った分析により、成果が出ないとか、納得感がない、というのは、この本質がつかめていない事が原因である事が多いそうである。

トヨタの「何故を5回繰り返す」という事もこの方法であり、日常に取り入れられる施策の一つである。

 

自分の軸ができたときに人生という風車が回り出す。

フレーム(枠)やロジカルシンキングが大切なのは間違いない。

フレームワークやロジカルシンキングの基盤に軸という方向性、目的・問題意識を作って、人生という風車を回す中心軸としていきたい。

古書で315円の書籍だったが、大変勉強になる読書であった。

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