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2013年4月22日 (月)

統計学が最強の学問である

このブログは自分自身へのアウトプットの為に書いています。

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今回は「統計学が最強の学問である」。

思えば大学で学んだ統計学は実例が無く、公式と証明の繰り返しだった。

社会人となった今、このような書籍を読むとは想像していなかった(笑)

 

 

この書籍は「統計リテラシーを身につけると素早く正しい判断、最善の決断ができるようになる」という主張の元、統計学の基礎を紹介した書籍だ。

元々、統計学は原因不明の疫病を研究した疫学という学問がベースになっている。

この疫学は、亡くなった人の家を訪れ環境を観察し、同じような状況下で病気にかかった人とかからなかった人の違いを比べ、その違いについて検証する、というプロセスで発展した学問だ。

数多くのデータを分析し、もっともらしい答えを導き出す、という統計学は、ITの発展で劇的な進化を遂げてきた。

Googleのチーフエコノミストであるハルヴァリアン博士は、統計家はこれからの10年で最もセクシーな職業だろう、と語るほど、統計学は注目をされている。

 

著者は、その理由を以下の様に挙げている。

データや参考文献は膨大な量(ビッグデータ)が公開されていて、インターネット上にあるうえ、統計的な分析手法、ツール(PC)も既に用意されている。

更に、様々な分野で「何が最善か?」を明らかにする事に命をかけている研究者がいて、その研究結果を文献にして残している。

であるが故、どんな分野の議論においてもデータを集めて分析することで最速・最善の答えを出す事ができる、という訳だ。

人は時に、間違えたり、過ちを犯してしまうが、統計学が発達した現代では、やるべき最善が示されている。

しかし、私達がやるべき事は、その最善な方法を見つけ、理解して、自ら実践して、周りに普及して行く事だ。

統計学が私達に提供してくれる最も大切な価値は、

「自分の人生を自分がいつでも最善にコントロールできるという幸福な実感」

だという。

統計学を使うか否かに関わらず、自分の人生をコントロールする事は、人生において最も重視すべき価値であろう。

データが揃っている事柄について決断する一つの武器としての統計学を見直した書籍であった。

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