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2013年3月 8日 (金)

幕末史

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ライフネット生命の出口社長よりおススメ頂いた「幕末史」を読了しました。

学生時代から歴史は大の苦手で、正直読み始めるまでは重荷だったのだが、読んでみると登場する人物の人間模様や性格に、とても親近感を覚え、500ページ近くを非常に楽しく読む事ができた。

黒船の襲来から、西南戦争までを描いた歴史解説書。

学校の歴史では薩摩・長州側の視点で解説がされる事がほとんどだが、賊軍(とされている)側からの視点で歴史を解説している。

「勝てば官軍」の言葉があるように、勝った軍が歴史のヒーローになる。

しかし、視点を変えてみると、一概にそうとも言えない場面が少なくない事を本書では気付かされる。

例えば、薩長は「新しい日本を作る」と息まいて倒幕を成し遂げ、今日の日本を作ったヒーローの様に語られるが、幕府に忠誠を誓っていた侍達からすれば単なる侵略者に見えるし、明治維新の後に行われた「廃藩置県」や「廃刀令」などは、明治維新で功績をあげた殿様や侍から力を奪う政策であった、と本書では捉えている。

明治維新を成し遂げた後の薩長にしても、「いざ政権をとったものの、理想の国が見えず、右往左往している姿」に、民主党政権を想起してしまった。

権力やお金の争い、そこに見え隠れする女性の影…、人が動く理由など今も昔も大差ない。

そんな事を感じられた一冊でした。

そして、大河ドラマ「龍馬伝」や「徳川慶喜」などを見たくなりました。

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